Pit Stop つくば北条 - アウトドアスポーツのサポートステーション

スポーツによる故障の対策(小野)

筆者はマラソン大会の後などに痛みが残ることも何度かありました。レース中に故障が発生という方も少なからずいるようです。筑波8耐などの自転車レースでも、走行直後に立てなくなってしまう方を何人か見かけたことがあります。

メディカルチェック、故障の予防策についてまとめました。

メディカルチェック

筆者は先日参加したマラソン後、2週間ほどしても痛みが完全に治まらなかったため、念のため整形外科に行きました。レントゲンで骨に異常は無く、電気治療と薬の処方を受けました。電気治療は継続的に受けた方が効果的とのことでしたが、痛みは直ぐに治まりました。

運動をこれから始めようという方も、心配な場合はメディカルチェックを受けると良いかもしれません。競技種目に応じた対応をしてくれるスポーツドクターは、日本体育協会のサイト(http://www.japan-sports.or.jp/)で検索できます。

故障の予防策

ウォーミングアップとクールダウン

運動前後にストレッチをしたり、運動の始めは徐々に上げていき、終えるときには徐々にゆるやかにしていったりすることです。

アイシング

患部が炎症を起こして痛みが慢性化するのを予防する手軽な方法は、アイシングです。氷を入れた氷のうを患部に当てます。

筆者が行うときには、単にビニール袋を使っています。

へん平足の対策

長距離ランの影響で、足の裏のアーチが落ち、土踏まずの部分が無くなるへん平足になることがあるようです。これはクッションが効かなくなり、足底筋膜炎などにもつながるものです。

予防策は、青竹踏みがあります。ゴルフボールでもよく、椅子に座って、縦と横のアーチに沿ってゴルフボールを転がしつつ踏みます。

ゴルフボールはあまり邪魔にならず、筆者も最近、実践しています。

参考

  • 30キロ過ぎで一番速く走るマラソン 小出義雄著
  • 谷川真理の42.195kmを完走する 監修/谷川真理・中島進

 

2014/4/17